香山リカ 著 岩波新書969
お金、社会、メディア、政治など、少し考えてみればなるほどそのとおりだと思わされることがら、しかし、普段なにげなく生活してると、まったく無頓着に意識しないままになっている重要なことがらについて、明快に語られています。ハローワークにあった「自分らしい仕事を見つけよう!」という垂れ幕に怒りを覚え、「どんな仕事だっていいじゃないか」「とにかく何かやってみよう」というメッセージが掲げられる日がこないとダメだという主張などにも、強く共感を覚えました。
2007年3月22日木曜日
仕事とセックスのあいだ
玄田有史 斎藤珠里 共著 朝日新書024
雑誌アエラで行われたアンケート調査の結果を元に、セックスレスとなる原因分析などがなされています。主張されていることが、必ずしもアンケート結果の分析内容から明確に語れるものではなかったりするのですが、ワーク・ライフ・バランスについて考える際の参考になる一冊です。
雑誌アエラで行われたアンケート調査の結果を元に、セックスレスとなる原因分析などがなされています。主張されていることが、必ずしもアンケート結果の分析内容から明確に語れるものではなかったりするのですが、ワーク・ライフ・バランスについて考える際の参考になる一冊です。
2007年3月14日水曜日
「人生の答」の出し方
柳田邦夫 新潮文庫
ノンフィクション作家の断章が散りばめられています。
ドキュメンタリー映像の製作者が本で主張するケースが紹介されていて、
映像で言い尽くせないことがあるという話など、そういう見方があるのか
と思わせられる話がいろいろ散りばめられています。
生きがい療法という話では、治らず死に到るとされる病の中で、生きる
方々について紹介されていて、そこで示されている3つの心得、
前向きな姿勢で病気と闘い、1日の目標を自覚して全力投球する、
人のためになることをする、ということは普段何気なく生きているような
自分自身にとっても有用なことばです。
昭和20年の堀田善衛の「広場の孤独」に次のような台詞があるということも
紹介されていますが、これにもまた驚かされます。
「現代の人間は、交通通信(コミュニケーション)が便利になるに従って
より孤独になってゆくのではないか」
頭にいろいろな刺激を与えてくれる一冊です。
ノンフィクション作家の断章が散りばめられています。
ドキュメンタリー映像の製作者が本で主張するケースが紹介されていて、
映像で言い尽くせないことがあるという話など、そういう見方があるのか
と思わせられる話がいろいろ散りばめられています。
生きがい療法という話では、治らず死に到るとされる病の中で、生きる
方々について紹介されていて、そこで示されている3つの心得、
前向きな姿勢で病気と闘い、1日の目標を自覚して全力投球する、
人のためになることをする、ということは普段何気なく生きているような
自分自身にとっても有用なことばです。
昭和20年の堀田善衛の「広場の孤独」に次のような台詞があるということも
紹介されていますが、これにもまた驚かされます。
「現代の人間は、交通通信(コミュニケーション)が便利になるに従って
より孤独になってゆくのではないか」
頭にいろいろな刺激を与えてくれる一冊です。
2007年3月11日日曜日
心のこもった答辞
ある学校の卒業式
1週間に1度出向している日本建築専門学校の卒業式に出席しました。
多くの学生が寮で生活して4年間を過ごすこの学校では、
卒業生の仲間意識というものは、
そうではない一般の学校と大いに異なるものがあります。
今年の卒業式は、いつもより増して、その共同意識が強調されたものでした。
特に答辞は、出席者全員の感動を誘いました。
感謝の気持ちや今後の決意など、基本的なことをしっかり表明しながらも、
卒業生自身のことばで、入学できたこと、在学したことに対する
喜びや誇りが、素直に表現されていました。
式というものにおいて、その形式が非常に重要である一方、
そこに心がこめられることの大切さを改めて感じさせられました。
その後の謝恩会も含め、
卒業生ひとりひとりの喜びが伝わる場に触れることができた1日でした。
1週間に1度出向している日本建築専門学校の卒業式に出席しました。
多くの学生が寮で生活して4年間を過ごすこの学校では、
卒業生の仲間意識というものは、
そうではない一般の学校と大いに異なるものがあります。
今年の卒業式は、いつもより増して、その共同意識が強調されたものでした。
特に答辞は、出席者全員の感動を誘いました。
感謝の気持ちや今後の決意など、基本的なことをしっかり表明しながらも、
卒業生自身のことばで、入学できたこと、在学したことに対する
喜びや誇りが、素直に表現されていました。
式というものにおいて、その形式が非常に重要である一方、
そこに心がこめられることの大切さを改めて感じさせられました。
その後の謝恩会も含め、
卒業生ひとりひとりの喜びが伝わる場に触れることができた1日でした。
佐賀市内を歩いてみれば
佐賀大学の鳳雛塾にお邪魔するにあたり、
初めての佐賀訪問で、市内の何を見ようかと観光情報誌を見たところ、
有田、唐津など周辺都市が多く紹介されていて、
佐賀市内そのものにはあまり多くの情報が掲載されていません。
得ることのできたことは、
佐賀城の御殿が復元されている。
ひなまつりで市内の各所で雛人形の展示等がされている。
というような情報程度でした。
歩いてみると、
最近あちこちで見かけるのと同じような風景で、
商店街の空き店舗が目立ちました。
また、住み手を失ったであろう住居がちらほら見られたりもします。
が、そういった中で、あちこちに、
昔ながらの蔵や住居が残っているもののに出くわしたり、
また、美味しいコーヒーがいただけるお店もいくつか発見しました。
佐賀市内に限らず、街の中で面白いもの、いいものに出会うためには、
歩くのが一番だと改めて確信しました。
初めての佐賀訪問で、市内の何を見ようかと観光情報誌を見たところ、
有田、唐津など周辺都市が多く紹介されていて、
佐賀市内そのものにはあまり多くの情報が掲載されていません。
得ることのできたことは、
佐賀城の御殿が復元されている。
ひなまつりで市内の各所で雛人形の展示等がされている。
というような情報程度でした。
歩いてみると、
最近あちこちで見かけるのと同じような風景で、
商店街の空き店舗が目立ちました。
また、住み手を失ったであろう住居がちらほら見られたりもします。
が、そういった中で、あちこちに、
昔ながらの蔵や住居が残っているもののに出くわしたり、
また、美味しいコーヒーがいただけるお店もいくつか発見しました。
佐賀市内に限らず、街の中で面白いもの、いいものに出会うためには、
歩くのが一番だと改めて確信しました。
2007年3月10日土曜日
佐賀の鳳雛塾 とても頑張っていらっしゃいます
佐賀大学内に事務局を構える鳳雛(ほすすう)塾にお邪魔して、
塾の様子を拝見すると共に、小、中、高等学校にも提供されている
起業家教育の中身について伺うことができました。
慶応大学のケースメソッドを利用した塾の方法はとても面白く、
この方法であれば、知識を伝達するという形でなく、社会において、
ものを考える力そのものが養われるということを実感として確認しました。
また、小、中、高等学校との取り組みにおいても、
打ち合わせから、授業時間の中まで、
かなりの労力をかけ、
片手まで行っているのではない、
社会について学ぶことのできるプログラムを
しっかり実践されていることを確認しました。
大学の中での認知度がさほどでなさそうなことが意外で、
起業家教育の大きな柱として佐賀の中でより発展されることに
大いなる期待をしてしまいます。
塾の様子を拝見すると共に、小、中、高等学校にも提供されている
起業家教育の中身について伺うことができました。
慶応大学のケースメソッドを利用した塾の方法はとても面白く、
この方法であれば、知識を伝達するという形でなく、社会において、
ものを考える力そのものが養われるということを実感として確認しました。
また、小、中、高等学校との取り組みにおいても、
打ち合わせから、授業時間の中まで、
かなりの労力をかけ、
片手まで行っているのではない、
社会について学ぶことのできるプログラムを
しっかり実践されていることを確認しました。
大学の中での認知度がさほどでなさそうなことが意外で、
起業家教育の大きな柱として佐賀の中でより発展されることに
大いなる期待をしてしまいます。
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