加藤昭吉 著 講談社ブルーバックス Y800
私自身が、プロジェクトを進めていくときに、おそらくこうしていけば良いなと漠然と意識している事がらが、見事に整理されて示されています。自分自身がイメージしていたことが間違っていなかったことが確認できたとともに、それらが見事に描き出されていることに感激しました。そもそも未来のことは、きっちりと予測することがむずかしいもので、不確定であるからこそ、プロジェクトの進めがいもあり、目標を達成したときの喜びも得られるのだと思います。ライフプランの捕らえ方なども示されていて、ブルーバックスは理系?の雰囲気を持つシリーズですが、日々の生活の中での目標の立て方とそれを実践していく方法を、極めて具体的に教えてくれる一冊です。この本が、PERT(工程管理の画期的な手法)を開発した著者によって書かれた本だということにも感激しました。
0 件のコメント:
コメントを投稿