2009年11月27日金曜日

『自由をつくる 自在に生きる』は自由な本

『自由をつくる 自在に生きる』
森博嗣 氏 著  光文社新書0520C

拘りなく生きることについて、
さらりと本質的なことがらが書かれています。

行間が広く、文字数が少ない。
あえて付け加えたりされなかったそうです。
ということ自体からも著者が自在に生きていらっしゃることが
感じられます。

ごくごく当たり前のことだけれど、
誰しもがついつい思い込みなどによって気づかないこと、
そういうことについて意識を向けさせてくれます。

就職活動中の学生にも、就職活動のマニュアル本などを読む前に、
こういう本を読んで、まずは考えてみるということを進めたいと思います。

2009年11月16日月曜日

『キュートな数学 名作問題集』は本当にキュートです。

『キュートな数学 名作問題集』
小島寛之 氏 著
ちくまプリマー新書115

小島氏のファンとなり読みました。

数理的なモデルで現実的なことがらを解き明かす面白さ
その面白さを伝えてくれている本です。

数学の研究の道半ばで、予備校の教師をし、その後、経済学者となったという
その著者の経歴が、こういう本を生み出すことにつながっていると思えます。

これまた知的好奇心を刺激してくれる一冊です。

ちくまプリマー新書の一冊なのですが、
ぜひ、ビジネス書の棚の近くに並べられて、
多くのビジネスマンと称する人に買っていただきたいと思います。

それにしても、ちくまプリマー新書には、はずれが少ない!

『使える!経済学の考え方』  知的好奇心を揺さぶる一冊

『使える!経済学の考え方』
小島寛之 氏 著
ちくま新書740

幸福 自由 平等 正義
あいまいかつ抽象的な概念化と思われるものが、
経済学の数理的モデルによる定義づけについて論じられている。

数理的なモデルを使って社会現象を読み解く面白さが伝わってくる。

数字合わせではなく、原理から説き起こさなければならないという
著者の姿勢が明確に示されていて、そのことにも強く感銘を覚える。

こういう本を多くの大人が読むと
もっと社会は面白くなるのになあと思う。

もし、高校生の時に、この本に出会っていたら、
大学で経済学を学びたいと思ったかもしれない。

経済学には文系ではなく理系の要素があるとかないとか、
そういうつまらない話をしているような人は、
絶対に読んだ方が良い一冊。

2009年11月15日日曜日

『社会学にできること』 大人が学んだ方がいい

『社会学にできること』 
西研 氏 と 菅野仁 氏の対談
ちくまプリマー新書122

自分と社会をつなぐための入門書。
と帯に記載されているが、その記載どおり、
個人というものと社会というものの関係をどうとらえれば良いか、
対談を通じて示されている。

社会学という学問の位置づけを考えるための基盤を与えてくれる。

大学生、そして社会人と称される大人が読んで
学んだ方が良いと思える一冊。

プリマー新書として出版されているが、
中学生には少々難しいかもしれない。

高校の社会の授業などで、
こういう本の中身について議論するようなことができれば、
きっと楽しく、意義ある学びの時間が形成されるような気がする。

ちくまプリマー新書には、 
大人が読めば良いと思える本がたくさんある。
プリマーという言葉に惑わされることなく、
たくさんの大人が読んでくれることを願う。

2009年11月14日土曜日

『ゴールデンスランバー』を一気に読みました。

伊坂幸太郎氏のゴールデンスランバー(新潮社)
面白すぎて、一気に読んでしまいました。

私自身は、
ベストセラーとされているものを積極的には読むことをしません。
が、この本はベストセラーであっても、お薦めできる本です。

これまでの伊坂作品と同様に、さまざまな話の部品が、
見事につながっていという構成になっています。

私には、
仕組まれた組織と
縁によるつながりとの対決が描かれている作品に思えました。

権力やマスメディアについての感じさせ方も巧妙です。

あり得ない話なのに、あってもおかしくはないかのような現実味が伝わってきます。
それは、著者の土地勘のある仙台を舞台にして描かれていることにもよるのでしょう。

すでに映画化も決定しているようですが、
この小説の持っているリアリティーを映像にしてもなおかつ表現できるのか?
結構難しいのではないかと思います。

映画にはあまり期待しませんが、
虚構がリアリティーをもつことの面白さを、この小説からは十分味わうことができます。

2009年11月9日月曜日

厚木の大道芸のイベントで仮装

まったくの素人であるものの
大道芸のイベント当日に
任天堂のゲームのキャラクタと似た服装で歩いていると、
あちこちで、○○オだと声をかけられました。
何の芸もないので、スタスタと歩くだけでした。
予想以上に指摘されることが多く結構恥ずかしさもありました。

でも

見て楽しむだけの大道芸の祭りではなく、
参加者がみな、普段とは違う格好で歩いけば、
フェスティバルとしての盛り上がりが一気に高まるであろうことと
確信しました。

来年は、仮装して歩く人の人数を一気に増やしたいと考えています。

2009年11月3日火曜日

『リフレクティブ・マネジャー』は、学びのあり方を示す一冊

リフレクティブ・マネジャー
光文社新書
中原 淳 氏 と 金井 壽宏 氏 のお二人が
セッション形式で原稿を書かれている本

この本の書かれ方自体も、これからの学びの形を示唆しているように思える。

私自身、人は学びながら生きていくものだと強く思っているが、
著者のお二人は、すでに、
社会人の学びの場についての研究や実践をかなり精力的に進められている。

ここで紹介されている
ラーニングバーには、ぜひ参加させていただきたいと思う。

この本に書かれているようなことに、多くの人が気づきはじめ、
いくつもの有意義な学びの場が生まれ、
世の中が結構面白くなってくるのではないかという
予感がする。