2010年11月28日日曜日

龍馬伝を見終わった後に、TN君の伝記を

TN君の伝記 なだ いなだ 氏 作 福音館文庫

明治維新という革命の前後がTN君を中心にして書かれている本です。
TN君は、土佐出身の実在の人物ですが、本の中では、著者は、
それが誰なのかを明らかにしていません。
でも、読んで、調べれば、すぐに分かります。

TN君は、坂本竜馬とも会い、その影響も受けたと書かれています。

江戸から明治へ、一気に駆け抜けていくストーリー
自由ということの意味について考えさせてくれる内容

テレビドラマの龍馬伝を見て、時代背景をつかんだ方に、
ぜひ、一気に読んでいただきたい、一冊です。

2010年11月26日金曜日

既存メディアの敗北 という金平茂紀 氏の論調に同感

問う映像流出 という新聞紙上での特集で、
尖閣諸島付近の映像の流出について、金平氏が書かれている。

・もし局に映像が持ち込まれていれば、体を張ってでも出し、
その際には、編集された映像である点を冷静に指摘しておいた。
(とうことが、持ち込まれることなく、できなかった。)

・今回、取り上げるかどうかの議論なく、YouTubeに流れた映像を各局横並びで流した。

このことについて、既存メディアの完全なる敗北だと思う。
と述べられている。

私自身、書かれている内容に同意し、
既存メディアがダメだなあと思うと同時に、
でも、
メディア内の方で自覚されている方がいらっしゃるということは、
まだまだ既存メディアにも救いがあるのかとも思えたりする。

2010年11月25日木曜日

『ビジネスの成功はデザインだ』 大きくうなずけること満載

ビジネスの成功はデザインだ
神田昌典&湯山玲子 (お二人の講演内容を元にした本)
マガジンハウス 

実際にされている活動、その経験に裏打ちされた話が説得力を持っています。


前半の神田氏の部分を読み終えたところです。
名言が満載です。

ここにたくさん書き出したい気持ちでですが、そうもいかないので、
その一つだけを選んで紹介しておくことにします。
『夢を見て、夢を語り、そして夢を生きることが仕事になったのです。まさに夢のような話ですが、本当です。そうでもしない限り、多くの人を巻き込むことができなくなってしまった。それが、今のビジネスです。』PP.100

こういう一文に強く惹かれた方は、ぜひ、買って読んでください。
面白く生きるためのヒントが満載です。

2010年11月19日金曜日

インフルエンザの予防注射がまったく痛くなかった。

昨日、インフルエンザの予防接種を受けましたが、まったく痛くありませんでした。
昔は、注射といえば、ぐっと痛みをこらえないといけなかったのに、
まったくの無痛でした。

注射針が技術開発で細くなり、痛くなくなったのだという話を聞いたことがあります。

技術的に問題が解消されると、効果は同じでも、その途中で起ることが変わります。
痛かった注射が、痛くないものに変ります。

痛みを感じなかったその時、
注射は痛い、そして痛いから効くというような誤解をしていなかったか?
と自問しました。

たとえば、勉強は大変、面白くない、それを乗り越えて知識や技術が吸収できる。
というような誤解をしていないか?

細い注射針の技術革新のように、学び方の工夫次第で、苦痛なくものごとを身につけていける。
そういうことをこの先も考えていきたいと、改めて思った予防接種でした。

2010年11月16日火曜日

『ことばと思考』 考えるということについて考えさせられる本

ことばと思考 今井むつみ 氏 著  岩波新書1278

新書本であるにもかかわらず、タイトルの内容について真正面から向き合って書かれています。
さまざまな研究の成果も多く示されています。参考文献もしっかりと示されています。

ことばを抜きにして、ものを考えるということができるのだろうか?

簡単に答えることのできない問題について、簡単に答えることはできないと明言されていて、
どのように考えられるかということについて、誠実かつ丁寧に教えてくれる本です。

今の日本は、何だか、怪しげで、かつ、ふわふわした雰囲気に包まれているように
私自身は感じているのですが、
日本国民は、こういう本を読んで、今一度、考えるということについて、
考えても良いのではないかと思います。

2010年11月10日水曜日

生活プロデュースのために意識しておきたいこと(案)

一 変らぬ過去は踏まえるもの 変えうる未来はつくるもの

一 他者との関わりの向こうに、自分の満足が得られる時がある。

一 本当に楽しいと思えることは、楽した時より、苦労した時の中にある。

一 日々過ごしている時間そのものが宝物である。

一 すべてのものごとは、常に変化しながら、つながっている。

2010年11月9日火曜日

『地域再生の罠』 この本の主張に同感

地域再生の罠 久繁哲之介 氏 著  ちくま新書853

サブタイトルは、
なぜ市民と地方は豊かになれないのか?

その答えが、明確に示されています。

「交流」こそが重要であることを教えてくれています。

この本の主張に、完全に同意します。

この本には、土建工学者なる言葉が用いられています。
土建工学者の道から外れた私にとっては、勇気づけられる用語の使い方でした。

ブルーウェーブあつぎの活動への応援。
あつぎ青春劇場の活動の推進。
つながりを生み、交流の場をつくっていく活動を引き続き行っていこうと思います。