2010年3月3日水曜日

たまたま は、確率の本か?宗教の本か?

たまたま 日常に潜む「偶然」を科学する

レナード・ムロディナウ 氏 著  田中三彦 氏 訳

ダイヤモンド社

The Drunkard's Walk をこのようなタイトルにしたこと
たまたま という文字がとにかく目立つ装丁にしたこと
編集者の能力に感心させられました。

確立や統計について、歴史的にどのように扱われてきたかが分かる。
偶然そうであるだけなのに、理由があってのことだと思いこみがちである。そういうことを教えてくれる。
因果というものについて、考えさせてくれる。

単に、奇をてらったタイトルというのではなく、
本当に、「たまたま」というキーワードについて、
いろいろなことを考えさせてくれる一冊です。

ブログを久々に更新しますが、しばらく書き込まなかったのも、たまたまです。

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