2009年12月30日水曜日

『一箱古本市の歩きかた』この本は世の中が面白くなることの予告編

『一箱古本市の歩きかた』
南陀楼綾繁(なんだろうあやしげ)氏 著  光文社新書433

たまたま見ていたNHKのBSの番組で、知った本

本をとりまくユニークな活動が数多く紹介されています。
世の中が面白くなることの予告編のようです。

インターネットにより個人が情報発信することが容易になっていることが、
一箱古本市というユニークな活動の後押しをしているように思えるところに
興味を覚えました。

紹介されている数多く事例に対して、
来年から私自身が深く関わって始めようとしている活動に通じるものを感じます。
その活動において、この本に掲載されている方々とリンクできれば良いなと思っています。

2009年の暮れに、とても面白い本に出会えました。
来年が面白い年になる予感が強まりました。

お金は役に立つのでしょうか?



問題5.お金は役に立つのでしょうか?

こたえ?
お金は何に使うのか?何と交換するのか?

欲しいものと交換する。
自分でできないことを人にしてもらう時に使う。
とりあえず今は必要ないのだけれど。後々必要になるまで持っておく。

お金は、何かと交換できるものであり、その交換を保留できるもの。
そういう役割を担っているという点で、お金は役に立つ。

でも、お金と交換することなく、手に入るものもたくさんある。

2009年12月29日火曜日

キャリアという言葉は轍を意味するものですか?


問題4.キャリアという言葉は轍を意味するものですか?

こたえ?
わだちにたとえられることが多いキャリアという言葉。
確かに、そう考えるとイメージしやすい。
過去となって決まってしまったものは、変えることができず、
それが轍のように結果として残っていく。
未来は、不確定なもので、どうなっていくかは分からず。
行く手に決まり切った線路のようなものはない。

2009年12月28日月曜日

運命は決まっているものなのでしょうか?


問題3.運命は決まっているものなのでしょうか?

こたえ?
過去に起こったことを変えることはできず、
これから未来に起こることは、その気になれば変えることがきる。

過去は変えることができず。未来は変えることができる。
運命は、変えられる未来から変えられない過去となっていく中で、
確定したものになっていく。
運命に縛られてしまって自由を失っていると感じる人は、
これから先の未来において、
変えられるものを発見し、変えていくように努めた方が良い。

2009年12月16日水曜日

「生活を哲学する」 示唆に富む一冊

生活を哲学する 
長谷川宏 氏 著  岩波書店

双書 哲学塾の一冊です。

生活と哲学という相いれなさそうな概念をつなぐことが試みられている
講義録です。

著者は、全共闘運動に参加した後、
私塾の経営をしながら哲学を続けてこられた経歴の持ち主です。

子育てや塾における合宿などを通じて、
生活に根差した活動の中で、論考を重ねてこられたことが伝わってきます。

大衆というものの捉え方、
社会における 晴れ の場の必要性など、
これから先、個人個人が社会の中でどのように生きていけば良いのか
という点について、
多くの示唆に富んだ一冊です。

2009年12月13日日曜日

今って、いつからいつまでのことでしょうか?


問題2.今って、いつからいつまでのことでしょうか?

こたえ?
今は今です。と言い終わった時点で、今は今です。といったときは、過去?
今何してると聞かれ、今何してると聞かれている。とは答えない。

今歩いているところ。
今は仕事中。
今は学校で学んでいる。
今は一人暮らしをしている。
今は家族4人で暮らしている。
今は入院生活をしている。

いろいろな今がある。

自分のもつイメージがはっきりしている。
はっきりしたイメージを持てる期間を今だと感じることができる。

2009年12月7日月曜日

人生のゴールはどこにあるのでしょうか?


問題1 人生のゴールはどこにあるのでしょうか?

こたえ?
人生のゴールが、この世を去るときなら、
あわただしくゴールに向かう必要はない。

人生の目的は、ゴールにたどり着くことじゃない。
ゴールにたどり着くまでの道のりを楽しむことこそが人生の目的。

道のりが長いことが良いわけでもない。
毎日繰り返しているような日常を楽しむことこそが重要。