「分かち合い」の経済学 神野直彦 氏 著
岩波新書1239
読み返してみました。
これからの社会に対するビジョンをどのように描けば良いのか教えてくれています。
参議院選挙を直前に控え、
選挙権を持つ人は、
この本に書かれている内容について、ぜひ知っておいた方が良いと思います。
今回、読み返してみて、以前気づかなかった次の記述にとても共感しました。
社会のあり方に対する記述というよりも、もっと広い心構えのようなことについての記述です。
以下 引用しておきます。
『改革にはスピードが求められるというヒステリックな主張は、邪な利益のために誤った方向に進むことを促迫しているにすぎない。歴史の曲がり角での改革の合言葉は「冷静に落ち着いて」である。必要なスピードはたかだか、舵を切るために必要な最低速度である舵効速度にすぎない。』
「冷静に落ち着いて」
常に念頭に置いて、行動していきたいと思います。
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