2012年2月20日月曜日

『ストレスに負けない生活』 あらゆる人にとって参考になる本です

『ストレスに負けない生活』 熊野宏昭 氏 著 ちくま新書

ストレスとストレッサーの違いに始まり、
ストレスについての基本的なことがらから、
これまでの研究の歩み、さらには最新の研究成果が紹介されています。

ストレスを避けるのではなく、ストレスに向き合うための方法を教えてくれます。

呼吸法が大事であることが示されていて、
果ては、自分自身というものをどうとらえれば良いのかということについても
考えさせられる本です。

ストレスがたまっていると感じているかどうかに関わらず、
ものごとの捉え方を変えることができる一冊として、
多くの方々に読んでいただきたいと思います。

2012年2月19日日曜日

学ぶべきことが多い『天災と国防』

寺田寅彦氏の随筆集から防災に関わるものを編集してまとめられた本が出版されています。

『天災と国防』 講談社学術新書

あとがきを失敗学の権威の畑村洋一郎 氏が書かれています。

大正から昭和の初めに書かれた随筆なのですが、
今まさに学ぶべき指摘がなされています。

科学的にものごとを観て、実社会を作り上げていくかという点について、
どういう視点を持つべきかということを教えてくれます。

2012年2月1日水曜日

大きな山から崩しちゃえ


『演出についての覚え書き』 演出家でなくてもためになる一冊

『演出についての覚え書き』

フランク・ハウザー/ラッセル・ライシ 著
シカ・マッケンジー 訳

フィルムアート社

社会で人とともに生きる。

演出家ではなくても、
人との関わりの中でものを作り上げていくシーンに常に遭遇している。
演出家への示唆に富むメッセージが紹介されている本なのだけれど、
すべての社会人にとって、日々の活動の仕方に対するヒントを与えてくれます。