第10回木造耐力壁ジャパンカップの決勝トーナメントが12月1日、2日に行われました。8体の工夫が施された耐力壁が対戦しました。それら耐力壁の組み立て風景の映像を12分間にまとめました。対戦の様子の映像は、まだ編集が完了していません。
2007年12月11日火曜日
2007年12月2日日曜日
木造耐力壁ジャパンカップ決勝
いよいよ12月2日 木造耐力壁ジャパンカップの決勝トーナメント戦が行われます。
昨日、出場する耐力壁8体全ての組み立てが行われました。
壁の組み立ては、出場者自らに行っていただきます。その時間を継続して、施工人数を掛け算して、施工費を割り出します。
そうやって作られた実物大の木造の壁が、並んだ状態で、上部の桁が引き合わされる格好で、対戦します。トーナメント戦を制した壁が強度部門の優勝者となります。
今年は、記念すべき第10回目ということで、
シンポジウムを開催しました。木造耐力壁ジャパンカップのあり方やルールについて、
有意義な意見が行き交いました。
木造に関する技術開発をする機会として、大変良いイベントであるという共通認識の中で、
もっとこのイベントのことを多くの人に知っていただくことが必要だとの意見も出ました。
出場者のみならず、観戦するだけでも、さまざまな知見が得られ、
構造設計のポイントをつかむこともできます。
より多くの皆さんに見に来ていただけるように努力したい思います。
昨日、出場する耐力壁8体全ての組み立てが行われました。
壁の組み立ては、出場者自らに行っていただきます。その時間を継続して、施工人数を掛け算して、施工費を割り出します。
そうやって作られた実物大の木造の壁が、並んだ状態で、上部の桁が引き合わされる格好で、対戦します。トーナメント戦を制した壁が強度部門の優勝者となります。
今年は、記念すべき第10回目ということで、
シンポジウムを開催しました。木造耐力壁ジャパンカップのあり方やルールについて、
有意義な意見が行き交いました。
木造に関する技術開発をする機会として、大変良いイベントであるという共通認識の中で、
もっとこのイベントのことを多くの人に知っていただくことが必要だとの意見も出ました。
出場者のみならず、観戦するだけでも、さまざまな知見が得られ、
構造設計のポイントをつかむこともできます。
より多くの皆さんに見に来ていただけるように努力したい思います。
2007年10月15日月曜日
木造耐力壁ジャパンカップ 予選の映像のUP終了
木造耐力壁ジャパンカップ予選の出場耐力壁の全29体分の映像をやっとUPし終わりました。
テロップもナレーションもなく、撮った素材を切り貼りしただけのものです。
編集にはWindowsのオマケソフトのムービーメーカーを使いましたが、いつのまにか進化していました。前は、テープから取り込む際に、取り込む箇所を複数選んだ後、最初の方にテープを再度戻してから取り込み作業が行われる形でした。が、今はPCの中に取り込む情報はその都度入っていて、取り込もうとすれば即座に取り込むことができます。
2007年10月10日水曜日
2007年7月28日土曜日
地盤が壊れることは想定外?
耐震設計というものがなされるときには、
基本的には地震によって地面が前後左右にゆれる際に、
建物自身がその揺れについていけない中で、
建物を水平に揺らす力が働くことに着目します。
その水平力に抵抗できるような強さや固さを持つ建物を
設計すること目指します。
どれほどの力に対して、
どれぐらいの抵抗できるようにするか?ということは、
設計の方針しだいで、いろいろな進め方があります。
しかし、
いずれにしても、
建物が地盤の上に乗っかっていることが前提で、
建物が建つ地盤そのものが破壊してしまうことを想定していません。
そのため、
原子力発電所であろうがなんであろうが、
直下の地盤が大きくずれたり崩壊した場合の被害は、
想定外のものとされてしまいます。
逆に、
そういう事態でも壊れないものをつくれというような要求も
現実的なものであるとは思えません。
静岡県内でも、
第2東名高速道路の工事が、
結局、
着々と進んでいます。
建設理由の一つに、大地震の際に
現在の東名高速道路が通行不能になったときの
バイパスとしての機能を果たすといわれたりもしています。
断層を横切る第2東名が、
大地震の際に無事であるとは、
到底思えません。
基本的には地震によって地面が前後左右にゆれる際に、
建物自身がその揺れについていけない中で、
建物を水平に揺らす力が働くことに着目します。
その水平力に抵抗できるような強さや固さを持つ建物を
設計すること目指します。
どれほどの力に対して、
どれぐらいの抵抗できるようにするか?ということは、
設計の方針しだいで、いろいろな進め方があります。
しかし、
いずれにしても、
建物が地盤の上に乗っかっていることが前提で、
建物が建つ地盤そのものが破壊してしまうことを想定していません。
そのため、
原子力発電所であろうがなんであろうが、
直下の地盤が大きくずれたり崩壊した場合の被害は、
想定外のものとされてしまいます。
逆に、
そういう事態でも壊れないものをつくれというような要求も
現実的なものであるとは思えません。
静岡県内でも、
第2東名高速道路の工事が、
結局、
着々と進んでいます。
建設理由の一つに、大地震の際に
現在の東名高速道路が通行不能になったときの
バイパスとしての機能を果たすといわれたりもしています。
断層を横切る第2東名が、
大地震の際に無事であるとは、
到底思えません。
2007年7月27日金曜日
絶対に安全なんていうことは絶対ない
原子力発電所の耐震性について報道がなされていますが、
そもそも絶対に安全であるなどという基準でものはつくれません。
基準となるラインが設定され、
そのラインを上回っている確認をするだけです。
どういう設定をするかという方法は一つではないので、
設定の仕方によって、大丈夫だとみなしたり、駄目だと判断したり、
判定結果も異なったりします。
絶対安全だとか、絶対の安全を求めるとか、
ありもしないことを前提にすると、
現実の対応ができない状態になります。
非常に大きな地震の震動に見舞われたときに、
既存の原子力発電所にどういうことが起こるかということを、
きっちり予想できているなどと信じるべきではありません。
そういうリスクを背負った基盤の上で、
今の生活が成り立っていることは、ゆるぎない事実です。
そもそも絶対に安全であるなどという基準でものはつくれません。
基準となるラインが設定され、
そのラインを上回っている確認をするだけです。
どういう設定をするかという方法は一つではないので、
設定の仕方によって、大丈夫だとみなしたり、駄目だと判断したり、
判定結果も異なったりします。
絶対安全だとか、絶対の安全を求めるとか、
ありもしないことを前提にすると、
現実の対応ができない状態になります。
非常に大きな地震の震動に見舞われたときに、
既存の原子力発電所にどういうことが起こるかということを、
きっちり予想できているなどと信じるべきではありません。
そういうリスクを背負った基盤の上で、
今の生活が成り立っていることは、ゆるぎない事実です。
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