2007年4月22日日曜日

メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学

松永和紀 著  光文社新書298

 この本は日本国民全員に読んでもらいたいと思える本です。義務教育の現場での教科書にしても良いかもしれません。あやしい情報についての真偽だけでなく、その情報が伝えられた経緯などについても語られていたりします。テレビ番組におけるねつ造事件についても触れられており、その事件の報道のされ方についての問題点にまで言及されています。レタスが取り上げられた回で放送された実験を行われた研究者がその直後から事実と異なる内容が放送されたということを語っていらっしゃったのに、誤解されて(報道番組を見ただけで、私自身も誤解していました)報道直後からバッシングを受けたことなどの真相についても書かれています。
 マイナスイオンの有効性を信じ、遺伝子組み換え食品に過剰に反応したり、食べただけで痩せる食品の存在をついつい信じてしまう人は、ぜひとも読んでおくべき一冊です。

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