新書本のシリーズがどんどん増えて、多くの本が登場しています。
内容も面白く、日ごろものを考える際の刺激となるような本もあります。
が、数が出る割には、読む気が起こらないようなものがたくさんあります。
より良いコミュニケーションをとるためのマニュアル本めいた新刊書が目立ちます。
その多くが、読む気が起こらないタイプに多く含まれます。
すべてを読まずしていうのもなんですが、
それらの本の中には、
自分と人との間にある種の無意識の壁の存在を前提として、
いかにより良いコミュニケーションを行うかというような発想で書かれたものが、
多く存在するように感じます。
プレゼンテーションについて書かれた本も同様で、
それはそれで大事ではあるものの、うわべでいかに良く見せるかについて、
そのテクニックを紹介しているだけのような本があります。
就職などの面接についてのマニュアル本でも
多くは、真面目にそれを読んで、そこに書かれた形式をなぞっているようでは、
駄目だろうなと思えるような本が目立ちます。
今の
コミュニケーションに関する本の編集内容や出版される状況が、
そもそも、コミュニケーション不全の世の中となっている兆候を
示しているようにも思えてきました。
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