未来改造のススメ
岡田斗司夫 氏 & 小飼弾 氏 アスペクト
ゼロから始める都市型狩猟採集生活
坂口恭平 氏 太田出版
改めて、自分自身の立ち位置について考えさせられる2冊です。
根本的なこと、あたりまえだと思い込んでいたこと
そういうことを大いに揺さぶってくれる2冊です。
この2冊を読んだ後で、次の本を読み返しました。
いまここに在ることの恥
辺見庸 氏 角川文庫
さらに根本的な立ち位置について考えさせられる一冊であったことを
再確認しました。
2010年8月21日土曜日
2010年8月16日月曜日
2010年7月22日木曜日
『議論のルール』 すべての大人が読んだ方がいい
議論のルール
福澤一吉 氏 著 NHKブックス
テレビ番組で観ることのできるやり取りについて、
具体的に、どこがダメなのかを示してくれています。
教育の場で、ここに書かれているようなことを気づくことができるように、
学ぶ機会を提供する必要があります。
そのような機会を経てこなかった大人が、今の社会を支えています。
今、すぐにでも、すべての大人、大人だと思っている人は、
この本を読んで学んだ方が良いと思います。
自分自身の日々の言動についても、いろいろ反省させられました。
こういう本が、たくさん売れて欲しい。
福澤一吉 氏 著 NHKブックス
テレビ番組で観ることのできるやり取りについて、
具体的に、どこがダメなのかを示してくれています。
教育の場で、ここに書かれているようなことを気づくことができるように、
学ぶ機会を提供する必要があります。
そのような機会を経てこなかった大人が、今の社会を支えています。
今、すぐにでも、すべての大人、大人だと思っている人は、
この本を読んで学んだ方が良いと思います。
自分自身の日々の言動についても、いろいろ反省させられました。
こういう本が、たくさん売れて欲しい。
2010年7月12日月曜日
『三低主義』 この視点でものを観ることが大切だと教えてくれる
三低主義 隈研吾 氏と 三浦展 氏の対談 NTT出版
建築や都市計画に関わる人はぜひ読んだ方が良いし、
政治や行政に関わる人もぜひ読んだ方がいい。
都市計画の歴史や近代建築の巨匠についてのイメージ
それらが浮き彫りにされたような形で紹介されていることが、
とてつもなく、面白い。
参議院選挙の前後でなされている、
雰囲気に流されたような言葉のやり取りに加わることなく、
この本で話されているような事がらを見据えて、行動していった方が良い。
「建築」という言葉について、以前から違和感を感じている自分自身にとっては、
拍手を送りたくなるような一冊。
建築や都市計画に関わる人はぜひ読んだ方が良いし、
政治や行政に関わる人もぜひ読んだ方がいい。
都市計画の歴史や近代建築の巨匠についてのイメージ
それらが浮き彫りにされたような形で紹介されていることが、
とてつもなく、面白い。
参議院選挙の前後でなされている、
雰囲気に流されたような言葉のやり取りに加わることなく、
この本で話されているような事がらを見据えて、行動していった方が良い。
「建築」という言葉について、以前から違和感を感じている自分自身にとっては、
拍手を送りたくなるような一冊。
2010年7月6日火曜日
「分かち合い」の経済学 選挙前に必読
「分かち合い」の経済学 神野直彦 氏 著
岩波新書1239
読み返してみました。
これからの社会に対するビジョンをどのように描けば良いのか教えてくれています。
参議院選挙を直前に控え、
選挙権を持つ人は、
この本に書かれている内容について、ぜひ知っておいた方が良いと思います。
今回、読み返してみて、以前気づかなかった次の記述にとても共感しました。
社会のあり方に対する記述というよりも、もっと広い心構えのようなことについての記述です。
以下 引用しておきます。
『改革にはスピードが求められるというヒステリックな主張は、邪な利益のために誤った方向に進むことを促迫しているにすぎない。歴史の曲がり角での改革の合言葉は「冷静に落ち着いて」である。必要なスピードはたかだか、舵を切るために必要な最低速度である舵効速度にすぎない。』
「冷静に落ち着いて」
常に念頭に置いて、行動していきたいと思います。
岩波新書1239
読み返してみました。
これからの社会に対するビジョンをどのように描けば良いのか教えてくれています。
参議院選挙を直前に控え、
選挙権を持つ人は、
この本に書かれている内容について、ぜひ知っておいた方が良いと思います。
今回、読み返してみて、以前気づかなかった次の記述にとても共感しました。
社会のあり方に対する記述というよりも、もっと広い心構えのようなことについての記述です。
以下 引用しておきます。
『改革にはスピードが求められるというヒステリックな主張は、邪な利益のために誤った方向に進むことを促迫しているにすぎない。歴史の曲がり角での改革の合言葉は「冷静に落ち着いて」である。必要なスピードはたかだか、舵を切るために必要な最低速度である舵効速度にすぎない。』
「冷静に落ち着いて」
常に念頭に置いて、行動していきたいと思います。
2010年6月8日火曜日
『社会力を育てる』 この内容に100%同意します。
社会人を育てる
門脇厚司 氏 著 岩波新書1246
社会生活リテラシーなるキーワードを提案し、それを身につけることが重要であると
野口氏、伊藤氏と小論を書いたことがありますが、
この本では、見事に、その重要性が論じられています。
社会力
教育機関で教えるべきものは、これだと断言されています。
そして、それを教えるための方策も示されています。
教育についての議論をするなら、
教育に関わる実践活動をしていくなら、
この本は読んでおくべきだと思います。
この本を読むと次のような気分にさせられます。
これからの社会をつくっていくために、
何をすれば良いか?
すでに答えは見えています。
あとは、どう実行していくか、
一人ひとりが実践していく必要があります。
門脇厚司 氏 著 岩波新書1246
社会生活リテラシーなるキーワードを提案し、それを身につけることが重要であると
野口氏、伊藤氏と小論を書いたことがありますが、
この本では、見事に、その重要性が論じられています。
社会力
教育機関で教えるべきものは、これだと断言されています。
そして、それを教えるための方策も示されています。
教育についての議論をするなら、
教育に関わる実践活動をしていくなら、
この本は読んでおくべきだと思います。
この本を読むと次のような気分にさせられます。
これからの社会をつくっていくために、
何をすれば良いか?
すでに答えは見えています。
あとは、どう実行していくか、
一人ひとりが実践していく必要があります。
「実践!交渉学」 選挙権を持つ人は全員読んだ方が良い。
実践! 交渉学
松浦正浩 氏 著 ちくま新書839
単なる言葉のやり取りするという意味での交渉能力ではなく、
複雑な問題に対して、どのように話を取りまとめていくかという
交渉のための論理が示されています。
難しい理論が、例示されていることで、とても理解しやすい形で表現されています。
アメリカ軍の基地問題のように、一筋縄では答えが得られない問題について
どう考えれば良いのか、どういう交渉をすれば良いのか、
そういうことへのヒントが得られます。
責任を担うこともないままに、
好き勝手な意見を述べるテレビのコメンテーターなみに、
ただただ評論家ぶって、好きなことを言っているのではなくて、
選挙で投票する権利を持っている人は、その権利を行使する段階で、
この本に書かれている内容ぐらいは、学んでおいた方が良いと思います。
こういうことを学校で学べるようにするべきだと考えさせられました。
松浦正浩 氏 著 ちくま新書839
単なる言葉のやり取りするという意味での交渉能力ではなく、
複雑な問題に対して、どのように話を取りまとめていくかという
交渉のための論理が示されています。
難しい理論が、例示されていることで、とても理解しやすい形で表現されています。
アメリカ軍の基地問題のように、一筋縄では答えが得られない問題について
どう考えれば良いのか、どういう交渉をすれば良いのか、
そういうことへのヒントが得られます。
責任を担うこともないままに、
好き勝手な意見を述べるテレビのコメンテーターなみに、
ただただ評論家ぶって、好きなことを言っているのではなくて、
選挙で投票する権利を持っている人は、その権利を行使する段階で、
この本に書かれている内容ぐらいは、学んでおいた方が良いと思います。
こういうことを学校で学べるようにするべきだと考えさせられました。
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