2009年9月17日木曜日

みんなが考える世の中になりつつある?

政治家主導、国民主導の政治をなすために必要なことは、
結局のところ、国民と言われる一人ひとりが「社会について考える」
ということに手を抜かないことだ。

答えがないことや、調整困難で決断しない限り次へ進めない問題などに、
誰しもが逃げることなく向き合っていかなければならない。

そうなりそうな気配が見えてきて、
世の中が面白くなっていくかもしれないと、
少し期待できる。

一人ひとりが考えていく世の中にするためには、
メディアも、考える材料を提供していかなければならず、
より一層、取材や調査に重きをおく姿勢を持つ必要がある。

はたして、マスコミ各社において、
そういう姿勢がしっかり保たれるようになっていくだろうか。

それについて少々心配なのは、
新政権の新閣僚の会見時に、司会者からの指示が再三あるにも関わらず、
社名と氏名を名乗らずに質問される記者がいらっしゃること。

世の中を面白くしていくためには、
政治家のみならず、さまざなな立場にいる人々が、自分の足元を見つめて、
なにげなく続けてきた慣習を疑い、見直していかなければならない。


記者会見の質が、この先もっと向上していくようにと、
記者の方々の奮闘を期待します。

0 件のコメント:

コメントを投稿