2009年11月15日日曜日

『社会学にできること』 大人が学んだ方がいい

『社会学にできること』 
西研 氏 と 菅野仁 氏の対談
ちくまプリマー新書122

自分と社会をつなぐための入門書。
と帯に記載されているが、その記載どおり、
個人というものと社会というものの関係をどうとらえれば良いか、
対談を通じて示されている。

社会学という学問の位置づけを考えるための基盤を与えてくれる。

大学生、そして社会人と称される大人が読んで
学んだ方が良いと思える一冊。

プリマー新書として出版されているが、
中学生には少々難しいかもしれない。

高校の社会の授業などで、
こういう本の中身について議論するようなことができれば、
きっと楽しく、意義ある学びの時間が形成されるような気がする。

ちくまプリマー新書には、 
大人が読めば良いと思える本がたくさんある。
プリマーという言葉に惑わされることなく、
たくさんの大人が読んでくれることを願う。

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