ことばと思考 今井むつみ 氏 著 岩波新書1278
新書本であるにもかかわらず、タイトルの内容について真正面から向き合って書かれています。
さまざまな研究の成果も多く示されています。参考文献もしっかりと示されています。
ことばを抜きにして、ものを考えるということができるのだろうか?
簡単に答えることのできない問題について、簡単に答えることはできないと明言されていて、
どのように考えられるかということについて、誠実かつ丁寧に教えてくれる本です。
今の日本は、何だか、怪しげで、かつ、ふわふわした雰囲気に包まれているように
私自身は感じているのですが、
日本国民は、こういう本を読んで、今一度、考えるということについて、
考えても良いのではないかと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿