『偏差値・知名度ではわからない 就職に強い大学・学部』
海老原 嗣生 氏 著 朝日新書
大学生が就職難であることの実態
就職率の分母となる就職希望者数の実態
さまざまな大学における就職状況の実態
公表されているデータを駆使して読み解き、それらの実態を明らかにしてくれています。
就職状況が厳しいことの雰囲気だけを伝えるようなタイプの本ではありません。
大学生、教育関係者は、この本に書かれている内容について把握しておくべきだと思います。
新聞社とつながる出版社からこのような本が出されたことに敬意を表します。
いたずらに不安をあおるような新聞の見出しに踊らされないように、
じっくりと状況を把握して、社会をとらえていきたいと思います。
***************************************************************以下、勤務先のPRめいたコメントとなりますが、
示されているデータと短大の実態を比べると、
学生が2年間で卒業していくにも関わらず、
短大の就職状況が4年制大学に比べて、
そう劣るものではないことも確認できます。
何らかの資格を得て、それを生かした職に就く、
一般職への就職を果たし、その後、さまざまなライフイベントに応じて人生を展開していく、
とにかく自分の信じる道を突き進むなど、
さまざまな挑戦のステージとして、2年間で卒業できる短大を活用するというのは、
高校生の進路の選択肢として、検討に値します。
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