2012年8月20日月曜日

ヴィレッジヴァンガード本店で出会った5冊 いろいろ考えました

名古屋市内にあるヴィレッジヴァンガードの本店、発祥の地の1号店に行ってきました。
その店は、車で向かうと気づかずに通り過ぎてしまいそうな倉庫と思われるような建物でした。

そこでたまたま出会えた5冊、
それらは、今の自分自身の生活や仕事のあり方について、大いに考えさせられる本でした。

空白              井上雅彦 氏著  スイッチ・パブリッシング
初めての編集        菅村雅信 氏著  アルテスパブリッシング
サブカルで食う        大槻ケンヂ 氏著 白夜書房
最低で最高の本屋     松浦弥太郎 氏著 集英社文庫
洗脳広告代理店 電通   苫米地英人 氏著 株式会社サイゾー

本気で生きているかどうかという問いかけを常にしていかないといけないと意識していた矢先に、
本気で生きている人たちの考え方に接することができました。

ヴィレッジヴァンガード本店での出会いに感謝します。

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少し前に読んだ本で、
社会学者の方々が、いろいろなテーマについて述べられたものがあります。
フラット・カルチャー 遠藤知巳 氏編 セリカ書房

この中に、ヴィレッジヴァンガードについての論述、ショッピングセンターについての論述があります。
それらの内容を読み返しながら、
ユニークな書店として20年以上前に登場したヴィレッジヴァンガードが全国各地にあるショッピングセンター内に出店されている現況をどうとらえて良いか、それはそれで、いろいろ考えさせられています。

2012年8月3日金曜日

生活プロデュース学科の『プロデュース』とは?

生活プロデュース学科という学科名称にプロデュースというカタカナを用いたのは、
うけを狙ったものでも、奇をてらったものでもありません。

プロデュースのもととなる英語のproduceは、生産するというような意味に訳されます。
農作物の生産などにあてはまる単語です。

いろいろなものを合わせて何かを作り上げていく

私自身は、プロデュースという単語を、そのようなイメージでとらえています。

何かが生み出されるときに、無から生まれるものはなく、
さまざまなものごとが合わさって作り上げられていくます。
物質的なことがらだけでなく、時間もまた、合わさる要素に加わります。

人が生活をしていくとき、ただ漫然と日々を過ごすのではなく、
毎日をより面白く、より生き生きとした形で過ごしていくことしたとき、
そこでは、さまざまなものごとを合わせていくという活動が必要となります。

生活をプロデュースするということは、
日々の生活をより面白いものにしていくために活動することです。

それは個人が自分だけの生活を面白くするというものではありません。
さまざまな人々、社会全体が面白くなるように活動していくことにつながっていくものです。

生活プロデュース学科とは、
生活をプロデュースするという方法を学生自らが発見し身につけていくための学科です。

プロデュースという単語がつく学科名称に対して、?と言われても、
これに変わる漢字の熟語が見当たりません。

ちなみに、英語のproduceだと、このような意味でとらえるには難があるため、
湘北短期大学 生活プロデュース学科の英語名称は次の通りです。

Creative Life-Style Management

とてもカッコいい名称です。
この名称を考えられた方のセンスと教養には、感服しています。


『看板学部と看板倒れ学部』 参考になるところは多いけれど

看板学部と看板倒れ学部  
倉部史記 著
中公新書ラクレ

面白い本です。
大学を選ぶときの参考になります。
学部、学科の印象だけでは、中身は分からない。
偏差値の高い学部、学科ほど良いということはない。
資格を取さえすればよいというわけではない。
など、受験情報誌を眺めているだけでは分からない大学選びのポイントが示されています。

大学が学生集めに力を注ぎすぎるがあまり
見かけだけを良くしようという動きに対する疑問が投げかけられています。

その中で、カタカナ名称の学部、学科名に対する疑問も投げかけられています。
これは許せるけど、これは?、これは漢字の方が分かりやすいなど、
いくつか例示されています。

その中で、プロデュースは、?と書かれていました。
?と書かれてもやむなしかと認めつつも、
自らの存在理由に関わるので、その?は取り除きたいと思います。

で、プロデュースとは?

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2012年7月29日日曜日

昨日のオープンキャンパスでも、卒業生2名が語ってくれました。

昨日のオープンキャンパスでは、
高校生や保護者向けに卒業生が話をしに来てくれました。

生活プロデュース学科では、
アパレルの販売職についている卒業生とCADオペレーターをしている卒業生の2名が来てくれました。
お二人とも、今の仕事内容、就職活動の仕方、在学中に学んでおいた方がいいことや体験しておいた方がいいことなど、伝えたいということが山ほどあり、丁寧にかつ熱く語ってくれました。
時間枠に限りがあり、もっともっと話して伝えたかったという中で終わってしまったことについては、申し訳ないなと思いつつも、それほどまでに在学していたことや今の仕事に就いていることに誇りを持っていてくれていることが感じられ、うれしく思いました。

①卒業生が充実した生き方をする。
②その生き方のきっかけを得た母校に誇りを持つ。
③そのことを進路の検討をしている高校生に伝える。
④入学後のストーリーをイメージして進学先を決定する。
⑤進学した先で、充実した生き方につながる学びの体験をする。
⇒①そして、卒業後、充実した生き方をする。

この循環をより大きな流れにしていきたいと思います。

2012年7月26日木曜日

輝いている卒業生が在学生に話をしてくれました

昨日もまた、卒業生2名が在学生に卒業後のイメージをつくるためのきっかけとなる話をしてくれました。
就職活動やその後の仕事での頑張りも、前向きに楽しもうという姿勢で臨むことにより、日々、生き生きとしているということが、二人の話から伝わってきました。
在学生にも、その雰囲気が伝わったようです。
仕事をして、結婚をして、今は子育て中という卒業生の現況に、自分自身の姿を重ねてイメージしていた在校生も多かったようです。
あいさつをしよう。
とにかくいろいろなことにチャレンジしよう。
人のためということを意識して行動しよう。
そうすることによって輝こうと、日々学生に伝えていますが、
それを実践して輝いていますというような話を自分の言葉で語ってくれた卒業生に感謝します。
そして、それに続いて輝く女性となるように在学生が自分自身を磨いていってくれることを望んでいます。

2012年7月3日火曜日

We  我々 私たち

テッドトークを紹介するETVの番組が面白い。

7月2日23時からは、人の死後のSNSについてのプレゼンが紹介されていました。
人々にとって死の定義が変わるかもしれないというメッセージを述べる際に、
Weという主語が、人類みなという意味で使われていました。
その表現により、みんなが直面していくことがらであることが
効果的に強調されていた印象を受けました。

一方、離党がどうのこうのという報道について、
私自身は、あまり関心はないのですが、
会見等の言葉の使われ方で気になっていることがあります。

それは、渦中の人物である小沢氏が、『我々』とか『私たち』という言葉を多用することです。
そこで語られる『我々』や『私たち』が示す枠組みについて、
小沢氏が説明するような場面に出くわしていません。

We 我々 私たち

説得力あるメッセージを投げかけるためには、
主語が何を示しているのか、明確でなければならないと改めて感じました。

2012年7月1日日曜日

つか版・忠臣蔵~厚木あゆコロ篇~ 感謝感激の観劇

劇団扉座第50回公演  『つか版・忠臣蔵~厚木あゆコロ篇~(厚木)』  
原作:つかこうへい 氏  脚本・演出:横内謙介 氏

厚木市文化会館にて、観劇、感激しました。

私自身は芸術家ではありませんが、創作意欲が高まる刺激を受けました。

とにかく舞台上から休む間もなく、エネルギーが放出され続いていました。
最後には、「好きだ」というメッセージが繰り返し、強く、発せられます。

何事に取り組む場合でも、仕事の職種や業種が何であれ、
本気であるかどうかの度合いを常に問い続けないといけないのだと最近感じる中で、
さらに本気にならないといけないと思わせられる舞台でした。

観劇できたことに感謝感激です。

途中のセリフで、『湘北短期大学』なる単語が盛り込まれていたところでは、
別な意味で、感激しました。こちらについても感謝です。

7月1日 千秋楽 前売り券は完売だそうです。