2009年9月26日土曜日

富士山静岡空港の活性化のための提言

空を飛ぶ喜びを見つめなおし、
富士山に一番近い空港であることのメリットを活かせば、
富士山静岡空港は使える。

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日本航空の行く末が見えない。
開港したばかりの富士山静岡空港の行く末もまた見えない。

誰かがとこかで提言したり、計画したりされているのだろうか?

航空機は目的地に早く行けることがメリットではあるが、
業界関係者は、それ以外のことをしっかり考えているのだろうか?

機内サービスや空港のショッピングセンターの内容
そういうものに目が行きすぎていないだろうか?

航空機に搭乗する最大の喜びは、空を飛ぶということだ。

実現させるには、おそらくさまざまな困難が伴うのだろうが、
富士山静岡空港と、その名に富士山が付いているのだから、
それを生かさない手はない。

富士山静岡空港を離発着する便は、
すべて富士山の山頂近くを1周するという提案はいかがだろうか?

空港のサイトのトップには、
航空機の窓から間近に見える富士山の写真や動画が見られるようにしておく。

その様子が知れ渡ってくれば、国内のみならず海外からの搭乗者もきっと増える。

日本航空も富士山静岡空港の発着便をなくすどころか、
増やしたくなるかもしれない。

上空から富士山を間近に見ることは、
新幹線からではできない。

富士山静岡空港
窓からの風景の重要性を再認識しすれば、
日本で一番人気の空港になることも夢ではない。

2009年9月24日木曜日

『コミュニティを問いなおす』は未来の姿を描いてくれている

『コミュニティを問いなおす』
広井良典 氏 著 ちくま新書800

つくづく、この書の著者の広井氏は頭のいい人だと感じる。

個人が社会の中で生きていく上で何が重要なのかということを、、
コミュニティというキーワードを踏まえて浮き彫りにしてくれている。

これまでの哲学や社会学、そして宗教の根底にある考え方などを紹介し、
それに対する考察を加えることにより、これからの方策を考える上での方向性を示してくれている。

今、まさしく、社会において誰しもが考えるべきポイントが描かれている。

情報量も多く、読みごたえのある一冊です。

2009年9月20日日曜日

日本国民必読の書 テレビは見てはいけない

テレビは見てはいけない
苫米地英人 氏 著  PHP新書629

この本は、ぜひ、多くの人に読んでもらいたい。
ぜひベストセラーとなって売れて欲しい。
しょうもない番組を見る人が激減し、しょうもない番組が消えていくきっかけとなって欲しい。

テレビのことだけが書かれているのではなく、
サブタイトルに脱・奴隷の生き方
とあるように、いつしか奴隷的な生き方をしている人に、
そのことを気づかせ、そこからぬか出すための方策を教えてくれる福音の書である。
ぜひ、ベストセラーとなって、多くの人の目に触れるものとなって欲しい。

ちなみに、
その逆に
「自己プロデュース力」という新刊書を書店で見かけたが、
こういう安易につくられた本が売れてしまうようなことだけは何としてでも避けたい。
書店で、手にとって、パラパラとめくっただけで、価値がないことはすぐに分かる。
間違っても、こういったたぐいの
言葉を大事にして作られていない本を買わないようにしたい。

「自己プロデュース力」を買う金があるのなら、そういう人には、
なんとしてでも、
「テレビは見てはいけない」を先に買って読むことを強く勧めたい。

2009年9月17日木曜日

みんなが考える世の中になりつつある?

政治家主導、国民主導の政治をなすために必要なことは、
結局のところ、国民と言われる一人ひとりが「社会について考える」
ということに手を抜かないことだ。

答えがないことや、調整困難で決断しない限り次へ進めない問題などに、
誰しもが逃げることなく向き合っていかなければならない。

そうなりそうな気配が見えてきて、
世の中が面白くなっていくかもしれないと、
少し期待できる。

一人ひとりが考えていく世の中にするためには、
メディアも、考える材料を提供していかなければならず、
より一層、取材や調査に重きをおく姿勢を持つ必要がある。

はたして、マスコミ各社において、
そういう姿勢がしっかり保たれるようになっていくだろうか。

それについて少々心配なのは、
新政権の新閣僚の会見時に、司会者からの指示が再三あるにも関わらず、
社名と氏名を名乗らずに質問される記者がいらっしゃること。

世の中を面白くしていくためには、
政治家のみならず、さまざなな立場にいる人々が、自分の足元を見つめて、
なにげなく続けてきた慣習を疑い、見直していかなければならない。


記者会見の質が、この先もっと向上していくようにと、
記者の方々の奮闘を期待します。

2009年9月14日月曜日

クローズアップ現代 希望学

NHKの番組「クローズアップ現代」で、希望学について取り上げられていた。

希望とは何か?
という質問に対して答えることは難しくなく、
私自身は、希望とは、不確定な未来に対する期待感であると捉えている。

希望を持つには、
未来が確定的であると感じられてもダメだし、期待感がなくてもダメ。

確率的に損をすると分かっていても、
ギャンブルにのめり込む人が多いのは、
そこに希望の幻影を見ているためだと想像する。

個人個人が幻影ではない希望を見いだすために、
いったいどう生きていけば良いのか?
この質問についての答えることは簡単ではない。
そもそもこの質問に対する模範解答はなく、
誰もが、不確定な未来に向かって、
日常生活に対する期待感を生み出す工夫をしていくしかない。

私自身は、その工夫をしていくという行動の仕方を
生活プロデュースという単語でイメージできるように思っている。

2009年9月13日日曜日

残るべきものが残るべきものとして残っているという事実

比喩が巧に使われていて感心させられる歌。
百人一首や万葉集など、古来から語り継がれたものに多く含まれている。

今、新たに作られている歌では、
伝えたいことをそのまま単語に置き換えただけの歌詞に
多く出くわすように感じる。

残っているものの良さ
時代を超えて存在し続けているものの良さ
というものがある。

近年、新たに建てられている建物が、
この後、何年建ち続けるのかは分からないが、
1000年を超えて残っている建物と比べると、
年月を経ていないという点において、
存在感の違いという壁を残念ながら乗り越えることはできない。

2009年9月11日金曜日

『ビジネス・インサイト』を読み返してみた

ビジネス・インサイト 創造の地とは何か
石井淳蔵 氏 著
岩波新書1183

創造的に問題解決がなされる仕組について分析されていて、
具体的にどうすれば良いのかというヒントまで書かれています。

改めて読み返してみて、
この本には、今の社会を面白くするためのヒントが、
はっきり書かれていることを再確認しました。

この本がさらに売れて、
ここに書かれているコミュニケーションの捉え方や価値の見いだし方が、
できるだけ多くの方々に広まっていって、
いろいろな場所で、面白い動きが出てくることに期待しつつ、
自分自身も仕掛けていきたいと思います。

2009年9月9日水曜日

読みながら身震いした平野啓一郎氏の短編小説

滴り落ちる
時計たちの波紋

平野啓一郎 氏 著
文春文庫

伊坂幸太郎氏のお薦めの本として、
仙台駅前のロフトの中のジュンク堂にあったので購入した。

閉じ込められた少年

たった6ページの短編小説。何度遂行されたのだろうか?
どうやってこういう構成に行きついたのだろうか?
予想しえない展開に、途中から身震いした。

その次の短編も身を震わせる思いで読んだ。

瀕死の午後と
    波打つ磯の幼い兄弟

2つの物語に共通する人の運命が導かれていくような展開
その中で時とともに変化していく人の気持ち
それらが具体的なことがらの描写の上で形となっていく。
こういう情感を持った小説も、これまで読んだことがなかった。

2009年9月7日月曜日

何にコストをかけて、お金を回して、幸せを生み出すか

何にお金を使うかということを考えるとき

エネルギーを無駄に使いすぎることなく、
みんなで楽しく生きていこうとするとき

エネルギーが必要なものに対するコストを抑えて
人が働くサービスそのものへのコストをかける
そういう発想でものごとを考えなければならない。

技術、技、才能、努力など、無形のものに多くのコストをかける必要がある。

地域マネーというものは、
無形のものに支払うコストを明確にして、
人々の活動を活性化させる仕掛けだといえる。

地域マネーという形でなく、
税金そのものが、
無形のものに対して、
もっと注がれる必要があるのかもしれない。

企業の利潤を生む仕掛けについても、
無形のものに支払うコストを認識し、
そこにコストをかけていく姿勢を持つことが
重要であるのかもしれない。

無形のものにコストをかけることの重要性
そもそも幸せというものが無形であるのだから、
その重要性について疑う余地はない。

仙台はいいところ メディアテークとケヤキ並木


8月28日 仙台を訪れた。
仙台メディアテークの柱と定禅寺通のケヤキ並木の枝ぶりとの対比を
面白く感じることができた。
ケヤキ並木がライトアップされた時の風景をぜひ見てみたいと思う。

仙台はいいところ ジュンク堂書店 仙台ロフト店

ジュンク堂書店 仙台ロフト店には、
伊坂幸太郎書店という棚があります。

伊坂氏の著作物はもちろん、
伊坂氏お薦めの本が、伊坂氏のコメントと共に並べられています。

さすが、伊坂氏の地元、仙台。

伊坂ファンは、ぜひ足を運んでみてください。

仙台はいいところ JAZZ SPOT Count


8月28日 仙台を訪れました。
ふと立ち寄ったJAZZ喫茶 Count
ひさびさにレコードの音を大きなスピーカーで感じました。
身体に響く感じが懐かしい。
再び仙台に行った折には立ち寄りたいと思う店です。
ぜひ、こういう店が残り続けて欲しいと思います。

2009年9月6日日曜日

仙台はいいところ カフェ SAMURAFU


8月28日 仙台を訪れました。
ケヤキ並木のある定禅寺通沿いのカフェを発見しました。

甘味がメニューにあり、日本酒もあるという小さな店です。

近くにあれば常連客になりたい。
そう思わせる雰囲気のなる店です。

利己的な動機を利他的な行為にする 変換装置は?

答え 公営ギャンブル 宝くじ パチンコ

久しぶりにブログを更新しますが、
ふと通りかかったパチンコ屋さんの開店前の行列を見て、
改めて感じたことをメモしておきます。