フューチャーセンターをつくろう
野村恭彦 氏 著
プレジデント社
帯に、未来志向のファシリテーター必読の書!と掲げられていました。
ファシリテーターの在り方、新たなものごとを生み出す会議の方法にとって、
何を踏まえておくべきかという根本的なことを示してくれている本です。
まさしく、ファシリテーターを目指す人、その役割を果たそうとしている人には、
必読の書であると言えます。
書名にあるフューチャーセンターは、施設そのものの名前ではなく、
そういった機能を持つ場のこととして、書かれています。
さまざまな場面で活用した方がよい方法が具体的に書かれています。
ヒーローが何かを変えてくれるのでは?
というような考え方は、この本にあるフューチャーセンターの思想と相反すると
著者は、断言されています。
こういう本が多くの人に読まれ、
その内容に共感した人が一人でも多く活動し始め、強力なカリスマ性を持ったヒーローの登場などに決して期待することなく、
みんなで考えながら面白い社会をつくっていくようになることに期待します。
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