2009年7月2日木曜日

『野球人の錯覚』に教えられる 思い込みの誤り

『野球人の錯覚』 
加藤英明氏と山崎尚志氏の2人のファイナンス学者が書かれた本
東洋経済新報社 刊

ノーアウトでヒットを打たれるよりもファーボールで歩かせた方が点を取られる。
チャンスを逃すとピンチになる。またはその逆。試合には、流れというものがある。
戦術として、バント、ヒットエンドランは有効か?

野球の試合の解説者が語られることの多いコメントについて、
野球観戦しているときに、何となく感じている印象について、
統計的な分析を行って、その真偽について述べられている。

なんとなくの印象により思い込んでいることが、
いかに不確かなものなのかということを教えてくれる。

ジンクスの真偽、それを検証してくれている本である。

0 件のコメント:

コメントを投稿