2012年6月13日水曜日

キャリアというものを考える助けとなる2冊

①戦略人事のビジョン 
  八木洋介 氏 金井壽宏 氏 著 光文社新書580

②学者になるか、起業家になるか
  城戸淳二 氏 坂本桂一 氏 著 PHP新書769

社会人といわれる人々、学生、高校生、どなたにもお勧めしたい2冊です。

①は人事というものの捉え方について教えてくれます。
人事担当の方には直接有用な知見が得られる本ですが、
全般を通して、組織のあり方、組織内での生き方を示してくれています。
自分自身が組織というものとどう関わっていけば良いのかということについて、
新たな視点を与えてくれます。

②は、サブタイトルに『理系の未来は明るい』 と書かれていますが、
理系、文系などという枠組みとは関係なく、
大学で学ぶ、大学で研究する、社会で生きるということについて、
著者の体験を踏まえた形で、考えるヒントを与えてくれています。
特に進学先について悩んでいる高校生にお勧めしたい本です。

どちらの本にも書名にキャリアというような単語はありませんが、
両方ともキャリアについて考える際に大いに参考になることがらが述べられています。

へたな人生訓の書よりも、この2冊をお勧めします。

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