2012年6月3日日曜日

高校生の進路選択 そして高校時代に学ぶこと

先週末の土曜日にオープンキャンパスの学科説明担当をしました。

その時に補足的に話したことがらとにさらに付け加えて、
少々長めのひとりごとを書いておくことにします。

高校生が卒業後の進路についてどのように考えればよいかということについて

その後の人生、60年ほど続くものとすれば、
今流行っているものとか、今景気のいい仕事とか、
この先の進路選択に当たって、目先のことがらに囚われて考えない方が良いでしょう。

どのような生活を展開していくか、
どのような仕事をしていく中で生活の糧を得ていくかということについて、
イメージする姿があるとすれば、
どうすればそうなっていくかを徹底的に考えてみた方が良いでしょう。
大学や学校選びというよりも、もっと具体的に調べてみた方が良いでしょう。

大学や学校選びの際に、どんな資格が取れるかが重要だと言われることもありますが、
資格さえあれば、
紆余曲折なく、まっすぐな人生を歩むことができるなどという妄想は捨てた方が良いでしょう。

高校生活は、普段の授業の勉強、部活動、受験対策の勉強など、
いろいろすることがあって忙しいと感じているかもしれません。

でも、社会全体が面白くなるように自分に何ができるかという点については、
高校時代からあれやこれやと考えることを強くお勧めします。

しっかりしたイメージが築けなくても問題ありません。
とにかく、多くの本を読み、本物にたくさん触れる経験をして、
いろいろな刺激を受け、いろいろ悩んで考えてください。

そうする中で、この方向で行くと決意、決断できる何かが見つかるはずです。

そうすることが高校時代に学ぶということです。

高校で勉強するということは受験勉強をすることなのだという妄想に、
非常に多くの人々が囚われています。

そのために、
受験勉強をあまりしないでも入学できる学校に進学することや
早くに進学先が決まってしまって受験勉強をする必要がなくなる場合に、
勉強をしなくなると言われることが多くあります。

でも、本当は、 受験勉強をするかどうかに関わらず、
社会全体が面白くなるように自分に何ができるかという点について、
高校時代にずっと考え続ければ良いのです。

卒業後の進学先で学ぶ内容が決まった場合には、
進学してからそのことに学ぶ始めるのではなく、
すぐさまそのことがらについて、いろいろな本を読んで勉強することをお勧めします。
もし、何かをつくることを目指しているのなら、高校時代から作り始めるべきです。
もし、ある業界に興味があるなら、
実際にその業界にどうやったら飛び込めるかを考えてみるべきです。

さて、私自身は短大教員という仕事をしています。
四年制の大学に比べて、短大は就学期間が2年間しかありません。
大学へは4年間行くのが良いのか、2年間で良いのかについて付け加えて書いておくことにします。

大学院に進学し研究活動を続けていくという希望を強く持つ方には短大はお勧めできません。
でも、あるイメージを持って生きていこうとしたときに、そのきっかけになることが学べるのであれば、
2年間学んで、すぐさま社会に出ても十分にやっていけます。

四年制であれば4年間遊べるけど、短大だと2年間しか遊べない?
こういうことを言う人には、
自分自身の幸せの定義をしっかりと見つめ直すことをお勧めします。

そもそも、学生時代に遊んで、就職すると遊べないとする妄想を捨てるべきです。

日々、生活していく、そのために仕事もしていく、
社会全体が面白くなるように自分に何ができるかということを日々考えながら、
行動をして生きていく。
そういう生き方を楽しもうとするなら、
学生時代が長いかどうかは、ほとんど問題になるものではありません。

高校生の方で、もしそういう妄想を持っているのだとすれば、
すぐさま捨てて、すぐさま今の高校時代そのものを、
いろいろ見聞きし、考え、行動する時間に費やすことにもっと努めてください。

一人でも多くの高校生が、より充実した高校生活を送っていただけるよう願っています。

追記
インテリアに興味のある人は、
インテリア雑誌を調べ、自分の部屋の模様替えからスタートさせましょう。
ファッションに興味のある人は、
洋服選びをする際に、単に流行を追うのではなく、
なぜそれが流行っているのかということについても追及してみましょう。
食に興味のある人は、
どんどん自分自身でも料理をするなどして、栄養や味について探究をし始めましょう。
子どもと接する仕事がしたいと思った人は、
高校生でもできる子どもと接する機会のあるボランティア活動など始めてみましょう。
絵本を描いてみたいと思った人は、
すぐさま手作り絵本をつくってみましょう。

将来してみたいということのきっかけを今、この時点からつかんでいきましょう。






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