3冊同時に一気に読んだ。
どれもメディアというもののあり方について考えさせてくれる本として、
お薦めできる。
『映画にしくまれたカミの見えざる手』 谷國大輔 氏著 講談社α新書261-1C
映画の見方が変わるかもしれない。
地域活性化のヒントが得られるかもしれない。
時間をかけることの意義を再確認できるかもしれない。
お金のかけ方について再認識できるかもしれない。
『社会的な身体』 荻上チキ 氏著 講談社現代新書1998
今のお笑いブームの本質をとらえて説明してくれている。
メディアというもののとらえ方を示してくれている。
メディアを社会的身体のありように関わるという主張に納得させられる。
世の中が常に変化していくものであることを再確認させてくれる。
『ルポ 米国発ブログ革命』 池尾伸一 氏著 集英社新書0496B
アメリカでのルポを中心にブログが社会に及ぼす影響について示されている。
アメリカにおける選挙に与えた影響
イラク戦争の報道
今後のジャーナリズムのあり方
著者が歩いて得た情報が多く載せられている。
どの本も、最近の社会の動向を捉えるヒントを与えてくれる。
どの本からも、著者の情熱が伝わってくる感がする。
一気に、面白い3冊に出会えて良かった。良かった。
2009年7月6日月曜日
2009年7月4日土曜日
そうじをして気づく、自分の磨き方について
洗面台の水あかを落とすのに2時間以上かけてしまった。
すべて落ちはしなかったものの、かなりきれいににはなった。
それでも、著しく黒ずんでいた所は、ある程度の黒ずみがそのまま残った。
日々、水を拭きとるようにしていれば、水あかがこびりつくのは防げるのだろう。
毎日、こまめに手掛けることの重要性を再認識させられる。
なかなか落ちない水あかと戦いながら、
日々の積み重ねが、しっかりしたものとなっていくことについても再認識させられた。
細かい繊維素材のスポンジでこすっていてもなかなか落ちない。
途中から、研磨剤入りの洗剤を使うと、
それまで以上に、少なからず汚れが落ちていく様子が目に見えるようになった。
変化が分かるようになると、もう少し続けて掃除しようという気が出てくる。
自分の関わることが、何らかの影響を及ぼし、変化の様子が見て取れるとき、
人はやる気を出す。そういったことの再確認もできた。
軽くこすっただけでは、なかなか落ちず、
強くこすりつけて、摩擦力を大きくした方が、汚れが落ちる様子が目に見て取れる。
あまり負荷を書けない状態を続けても、大して効果はなく、
ある程度の負荷をかけた状態を保ち続けた時に効果が積み重なっていく。
そういう学習効果や成長していくためのトレーニングの効果についても
考えさせられた。
洗面台の前で2時間格闘し続けたが、
PCに向かうときよりも、より多くのいろいろなことを考える機会を得たのかもしれない。
すべて落ちはしなかったものの、かなりきれいににはなった。
それでも、著しく黒ずんでいた所は、ある程度の黒ずみがそのまま残った。
日々、水を拭きとるようにしていれば、水あかがこびりつくのは防げるのだろう。
毎日、こまめに手掛けることの重要性を再認識させられる。
なかなか落ちない水あかと戦いながら、
日々の積み重ねが、しっかりしたものとなっていくことについても再認識させられた。
細かい繊維素材のスポンジでこすっていてもなかなか落ちない。
途中から、研磨剤入りの洗剤を使うと、
それまで以上に、少なからず汚れが落ちていく様子が目に見えるようになった。
変化が分かるようになると、もう少し続けて掃除しようという気が出てくる。
自分の関わることが、何らかの影響を及ぼし、変化の様子が見て取れるとき、
人はやる気を出す。そういったことの再確認もできた。
軽くこすっただけでは、なかなか落ちず、
強くこすりつけて、摩擦力を大きくした方が、汚れが落ちる様子が目に見て取れる。
あまり負荷を書けない状態を続けても、大して効果はなく、
ある程度の負荷をかけた状態を保ち続けた時に効果が積み重なっていく。
そういう学習効果や成長していくためのトレーニングの効果についても
考えさせられた。
洗面台の前で2時間格闘し続けたが、
PCに向かうときよりも、より多くのいろいろなことを考える機会を得たのかもしれない。
2009年7月3日金曜日
『景気って何だろう』ぐらいは、読んでおきたい
『景気って何だろう』 岩田規久男 氏著 ちくまプリマー新書094
景気とは何か?
インフレにデフレに公共投資に設備投資
為替の変動による影響は?など
景気に関わる基本的なことがらについて解説されている。
まずは、景気対策を
というような発言をしたり、
そういう発言に対する賛否を考えるのなら、
ぜひ読んでおきたい一冊。
プリマー新書にしては、
少し説明の仕方が、用語解説的で、難しく感じられる。
ときおり触れられている身近なことがらへの事例が、
より多くあればよいなと感じた。
とにもかくにも、
景気という言葉についての基本が学べる本であることは、
間違いない。
まもなく行われることになる衆議院選挙での投票にあたって、
マニュフェストを読むためには、
ここに書かれているような知識は、最低限、必要なのだろうと思う。、
景気とは何か?
インフレにデフレに公共投資に設備投資
為替の変動による影響は?など
景気に関わる基本的なことがらについて解説されている。
まずは、景気対策を
というような発言をしたり、
そういう発言に対する賛否を考えるのなら、
ぜひ読んでおきたい一冊。
プリマー新書にしては、
少し説明の仕方が、用語解説的で、難しく感じられる。
ときおり触れられている身近なことがらへの事例が、
より多くあればよいなと感じた。
とにもかくにも、
景気という言葉についての基本が学べる本であることは、
間違いない。
まもなく行われることになる衆議院選挙での投票にあたって、
マニュフェストを読むためには、
ここに書かれているような知識は、最低限、必要なのだろうと思う。、
2009年7月2日木曜日
『野球人の錯覚』に教えられる 思い込みの誤り
『野球人の錯覚』
加藤英明氏と山崎尚志氏の2人のファイナンス学者が書かれた本
東洋経済新報社 刊
ノーアウトでヒットを打たれるよりもファーボールで歩かせた方が点を取られる。
チャンスを逃すとピンチになる。またはその逆。試合には、流れというものがある。
戦術として、バント、ヒットエンドランは有効か?
野球の試合の解説者が語られることの多いコメントについて、
野球観戦しているときに、何となく感じている印象について、
統計的な分析を行って、その真偽について述べられている。
なんとなくの印象により思い込んでいることが、
いかに不確かなものなのかということを教えてくれる。
ジンクスの真偽、それを検証してくれている本である。
加藤英明氏と山崎尚志氏の2人のファイナンス学者が書かれた本
東洋経済新報社 刊
ノーアウトでヒットを打たれるよりもファーボールで歩かせた方が点を取られる。
チャンスを逃すとピンチになる。またはその逆。試合には、流れというものがある。
戦術として、バント、ヒットエンドランは有効か?
野球の試合の解説者が語られることの多いコメントについて、
野球観戦しているときに、何となく感じている印象について、
統計的な分析を行って、その真偽について述べられている。
なんとなくの印象により思い込んでいることが、
いかに不確かなものなのかということを教えてくれる。
ジンクスの真偽、それを検証してくれている本である。
2009年7月1日水曜日
『いま、ここからの映像術』は刺激を与えてくれる
いま、ここからの映像術 近未来ヴィジュアルの予感
瀧健太郎氏+編集部 フィルムアート社刊
しっかりやろうよという強烈な想いが伝わってきて、
映像製作のことを考える上での刺激を受けることができる一冊
今後、映像をとりまく世界がどのようになっていくかは予想がつかないが、
面白いものとなっていく道は、いくつもあるという気にさせられる。
映像制作における啓発の書であるといえる。
後ろの章で、さまざまな作家のスタイルについて紹介されている中には、
イームズ夫妻のことにも触れられている。
個人的には、これから先が面白そうだと思う一方で、
イームズ夫妻の作品のことなどを考えると、
機材の性能等が発達していようが、映像作品のあり方については、
昔も今も、大して変りないようにも思えてもくる。
瀧健太郎氏+編集部 フィルムアート社刊
しっかりやろうよという強烈な想いが伝わってきて、
映像製作のことを考える上での刺激を受けることができる一冊
今後、映像をとりまく世界がどのようになっていくかは予想がつかないが、
面白いものとなっていく道は、いくつもあるという気にさせられる。
映像制作における啓発の書であるといえる。
後ろの章で、さまざまな作家のスタイルについて紹介されている中には、
イームズ夫妻のことにも触れられている。
個人的には、これから先が面白そうだと思う一方で、
イームズ夫妻の作品のことなどを考えると、
機材の性能等が発達していようが、映像作品のあり方については、
昔も今も、大して変りないようにも思えてもくる。
2009年6月28日日曜日
単なる記録 と 作品 には大きな隔たりがある
その隔たりは、メッセージの有無にある。
ひとことでは言い表せない何かを伝えようとしているのかしていないのか?
単に記録されたものは、
それが完全に元のものを再現できているかどうかということを別にして、
あくまで記録にしか過ぎない。
話し合いでなされたやり取りをすべて録音、録画したとして、
それは記録であるにすぎない。
データを寄せ集めて、表やグラフにする。
実験した記録をとりまとめて報告する。
写真や映像として残す。
それらが単なる記録ではなく、作品となるためには、
考察したり、表現をつきつめたりする加工が施されなければならない。
脳の工場で処理するプロセスを経て、記録は作品へと加工される。
ひとことでは言い表せない何かを伝えようとしているのかしていないのか?
単に記録されたものは、
それが完全に元のものを再現できているかどうかということを別にして、
あくまで記録にしか過ぎない。
話し合いでなされたやり取りをすべて録音、録画したとして、
それは記録であるにすぎない。
データを寄せ集めて、表やグラフにする。
実験した記録をとりまとめて報告する。
写真や映像として残す。
それらが単なる記録ではなく、作品となるためには、
考察したり、表現をつきつめたりする加工が施されなければならない。
脳の工場で処理するプロセスを経て、記録は作品へと加工される。
2009年6月26日金曜日
『単純な脳、複雑な「私」』に教えられたエイジング
池谷雄二氏の『単純な脳、複雑な「私」』は、とにかく面白い本。
この数カ月読んだ本の中で、一番面白い。
脳の研究の最先端の情報を、素人にも分かるレベルで教えてくれる。
考えさせられることのヒントがあまりに多くちりばめられているが、
その中で、印象に残ったキーワードの一つ
グッドエイジング
直感というものが、経験の積み重ねの中で得られるものだそうで、
年齢を積み重ねていくことの意義があるとのこと
歳を重ねることを
アンチエイジングなどという言葉を使って後ろ向きに捉えるのではなく、
グッドエイジングという言葉を用いようという提言がなされていた。
直感とは何か?など、脳の研究で分かっているさまざまな興味深い話については、
ぜひとも、ご一読を・・・
この数カ月読んだ本の中で、一番面白い。
脳の研究の最先端の情報を、素人にも分かるレベルで教えてくれる。
考えさせられることのヒントがあまりに多くちりばめられているが、
その中で、印象に残ったキーワードの一つ
グッドエイジング
直感というものが、経験の積み重ねの中で得られるものだそうで、
年齢を積み重ねていくことの意義があるとのこと
歳を重ねることを
アンチエイジングなどという言葉を使って後ろ向きに捉えるのではなく、
グッドエイジングという言葉を用いようという提言がなされていた。
直感とは何か?など、脳の研究で分かっているさまざまな興味深い話については、
ぜひとも、ご一読を・・・
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